1) 社会教育の推進を図る活動
① 野草の栽培
・エゾカンゾウ畑の維持管理(余市エコビレ畑での除草・補植・鹿除け)
・カサスゲ採取地の試験的管理(月形知来乙での他草種除去)
・カサスゲ育苗(採種→播種→育苗) →スゲ田づくり試行へ
② 野草の利活用の体験学習
・スゲ利活用の体験学習WS(7月採取・11月〆縄づくり)
・湿地文化体験「〆縄を作ろう」(12月しめっちネット共催)
・エゾカンゾウを利用した食・薬膳の体験学習WS(6月)薬膳講師
③ 野草の収穫・加工・利用の体験
・栽培植物の収穫・利用 ・・・エゾカンゾウの蕾・花(5月)
・自生植物の収穫・利用 ・・・マコモ茶、樹木(3月)
・カサスゲの収穫・利用
④ 野草観察会
・野草観察会(4月)
⑤ 野草の利活用の提案・販売
◆ 苗植栽・育成
(継続)エゾカンゾウ(食用・薬膳)カサスゲ(〆縄)ミズゴケ(湿地再生)
(新規)オオバクロモジ(お茶)ツルコケモモ(食用)シロバナヘビイチゴ(原種イチゴ)
◆ 野草採取
(継続)ヨモギ、ヒシ、イラクサ、ハマナス花弁等(食用・お茶・薬膳ほか)
(新規・検討)マコモ、ドクダミ、スギナ
2) 保健、医療又は福祉の増進を図る活動 (「環福連携」活動)
① デイ・ケア利用者等等を対象とした園芸療法や森林セルフケアの指導
対象:江別すずらん病院 (今後増やしていく)
② フリースクールで湿地の環境学習と苗づくり(授業と育苗活動)
対象:自由が丘学園
3) 連携事業
連携先:石狩川流域湿地・水辺・海岸ネットワーク(しめっちネット)
① 湿地の学習とミズゴケの増殖栽培活動(継続中)
対象:星置養護学校
4) 受託事業
① アイヌ文化に使われる植物の調査・提案業務
② 清掃工場周辺での住民参加の森づくり事業
③ 自生樹木の種子・果実採取業務
【2017年以前の活動内容】
人まち育てI&Iは、2009年に設立されたNPOですが、セミナーや研修会に講師を派遣したり、相談業務など様々な市民活動の支援を行いました。
また2010年からは、札幌市内4ヶ所でコミュニティファームの造成を行っています。
コミュニティファームの造成・支援
NPO法人ひとまちそだてI&Iでは、中央区、東区、南区、手稲区の札幌市内4か所にコミュニティファームを造成しています。
それぞれの場所ごとに子どもや学生、高齢者などと一緒に作物を作り、地域住民との交流を図るプログラムを展開しています。
農作業を介して、生きがいや癒しの場をつくり、高齢者や障がい者の施設、町内会、子どものグループなど異世代、異分野のネットワークを育てます。
セミナーやイベントの開催
まちづくりやコミュニティファームに関して、セミナーを随時さまざまなところで実施しています。
また、ワークショップなども運営し、広く市民・企業・行政の方々に、コミュニティ形成に関する学びの場を提供しています。
セミナーやイベントの開催予定情報については、こちらのブログをご覧ください。
ラーニングガーデン
ラーニングガーデンとは、菜園を使って子どもたちにさまざまなことを教える教育プログラムです。
農作業のやりかただけではなく、生態系などの環境教育や、豊かな国際感覚、チームワークやリーダーシップなどを育みます。
人まち育てI&Iでは、ラーニングガーデン発祥のポートランドでコミュニティファーム等を学んできたブレット・ヘンドリクス氏の協力を得て、このラーニングガーデンを北海道にて行なっていきます。
コミュニティ・まちづくり支援